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2012年01月13日
不動産を買うといくらかかるの?⑤
土地や建物を所有していると、それだけで毎年
税金が発生致します。
それは固定資産税と呼ばれるものです。
固定資産税は毎年1月1日(賦課期日)を基準に課税され、
各市町村の固定資産税台帳に記載されている者が
納税する義務を負います。
固定資産税の税額の計算については、また別の機会に説明したいと思いますが、
ここで問題となるのは
1年間の内のどの時期で不動産の売買が行なわれたかによって、
売主・買主のその不動産における固定資産税の負担額が変わってくるということです。
つまり、年間の固定資産税額とその納税義務者は決まっていますので、
途中で売買が行なわれますと、
その年度だけ前・所有者が新・所有者の為に
固定資産税の支払いを続けるということになってしまいます。
なるべくなら、そのような負担も双方平等にするべきという観点から、
通常は、不動産の引渡し日が決まりましたら
まず年間の固定資産税を日割り計算(場合によっては月割り計算)して、
引渡し日を境(さかい)に
残りの固定資産税を前・所有者に対して支払いするという形で、
新・所有者にも今年度分の固定資産税を負担してもらうように致します。
そして、次年度からは当然ですが、新・所有者に固定資産税を納める義務が発生致します。
ですから、土地や建物などの不動産を購入する場合には、
決済時にはそのようなお金も発生するということを
あらかじめ理解しておくように致しましょう。
2012年01月13日 11:00